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ネオテームに発がん性か?アスパルテームよりも甘く危険性の高い人工甘味料

最近時々お菓子などの栄養成分表示に「ネオテーム」という文字を見つけることがあります。
この聞き馴染まない添加物かもしれませんが、アスパルテームやスクラロースなどと同じ人工甘味料の一種です。
人工甘味料は体にどんな影響を与えるのでしょうか?

食品に使われる目的とネオテームについて

ネオテームは少量で甘味をつけることが可能なことからダイエットや肥満改善目的でよく使用されます。
またフレーバーを増強させる目的で使用されることもあります。

ネオテームはアスパルテームを化学反応させて製造した甘味料で、砂糖の約1万倍の甘さを持ちます。
そのため、アスパルテームと類似した成分である認識は必要です。
アスパルテームに関しては様々な論議が繰り広げられている甘味料ですが、詳細は「アスパルテーム」の記事を参照ください。

関連記事⇒アスパルテームが認可された黒歴史についてはこちら

摂取することで考えられる体への影響

ネオテームは引火性が高いことや皮膚や目や呼吸器に悪影響をもたらすと言われています。
動物による実験では体重減少、てんかんや脳への障害をひきおこしたという報告もあります。

また、アスパルテームの誘導体で製造されており、アスパルテームよりむしろ毒性が強くパワーアップした製品なのです。
そう考えるといくら日本で添加物として承認されているからと言っても完全に安全だと断言しがたいですね。
健康に気を使うなら避けた方が無難とも言えます。

反面、甘味が強いことから、アスパルテームや他の甘味料と比較して使用量がかなり少なくてすむことから問題はないという説もあります。
また香料として使用される量は、甘味料として使用する場合と比べて著しく少ない為、それによる被害はまず心配ないとも言われています。

使用量が少ないことからカロリーを気にしなくて良い点、体内で消化・吸収されない為脂肪がつきにくいという点は、体重をなんとかしたい、血糖値を下げたいと考えている人には魅力に映るかもしれません。

発がん性物質はあるか?

ネオテームは亜硝酸塩と反応して、発がん性物質のニトロソ化合物が生成されることが分かっており、危険性が高いと言われています。

よく使われている食品の例は?

熱に強いという特性から焼き菓子など菓子類への使用が多いです。

甘味料対応策、どうすればいいか?

天然甘味料というのは食品中に含まれている甘み成分を抽出して精製したものであることから、食品として取り扱われていて比較的安心ではあります。

反対に合成甘味料は食品に存在しない甘みを人工的に化学合成して作り出したものです。
ネオテームもそうです。
人工甘味料は体内で消化・吸収されないことや、摂取量が少なくてすむことからカロリーが低いという点でメリットを感じているかもしれません。

しかし人間が化学合成して作っているものです。
そのようなものが身体に継続的に取り入れられて、きちんと代謝されるのでしょうか?
また、蓄積されていかないでしょうか?

外食や飲み会が続き体重が増加しそうな時期のみうまく人工甘味料を利用することは決し手悪くありませんが、可能であれば人が手を加えた食品より加工度の低い食品を選ぶことが大切です。

人工甘味料を使用した菓子類ではなく、自然素材の食材をうまく取り入れる工夫も大切です。
フルーツやヨーグルト、ナッツ類、豆乳、時として手作りお菓子をうまく利用するのも良いですね。

FDAの承認を得て・・・と聞くと安心感が生まれ、また安全であるというイメージになります。
しかし、企業との癒着問題も否めません。
論文があるから、、、研究結果が報告されているから、、、ということでなく、アスパルテームのような例もあるように、どこの研究機関か明確でない場合や、食品会社の出資により研究が行われた論文の場合は結果を鵜吞みにしないことも大切です。

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