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タール色素の制限の理由は発がん性の危険性・・・なぜ食品に使われる?

タールと言えば「コールタール」のイメージが強いこともあり、非常に危険なもののイメージが強くもたれがちです。

実際タールは石油の化学合成物質であり、そのようなものを口にして大丈夫なのか?気になるところです。
タール色素についてまとめてみました。

目次

食品にタール色素が使われる目的やメリットは?

着色目的で日本では12種類の色素の使用が認められています。
食品、医薬品や化粧品、衣料などの着色に使用されます。

色を美しくし、よりそれらしく見せる為に使用されます。
例えばいちごゼリー、レモンゼリーなどがどれにも色がなかったらどうでしょう?見た目で味のイメージもできませんし、美味しくなさそうに見えてしまいます。
タール色素を用いることで食欲増進につながることもありますし、区別につながります。

タール色素を摂取することで考えられるリスク

日本で使用されている12種類のタール色素は安全性がどれも確認されたものです。
一日摂取許容量と言って、食品に用いられたもので毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの摂取量も示されています。

また、一日摂取許容量と言っても基準値以上摂取してしまう日があったとしても、即影響が出るというものではありません。

しかしながら、諸外国では安全性が明確でない危険な成分とみなされて、日本では使用されているものでも禁止されているものもあります。

また、長期に渡り摂取し続けると体内で分解されず蓄積してしまう可能性も示唆されていることから、今後日本政府がどのような指針を明示するかは注意が必要です。

発がん性リスクが確認されたため制限された

石油から化学合成されるタール色素は 発ガン性リスクが高いとされ、1960年代に17品目が使用禁止になっています。

現在は前項に述べたように、安全性が確認されたものだけが使用が許可されています。
また、天然色素が用いられることも多くなってきています。

タール色素がよく使われている食品の例は?

キャンディ、ゼリー、グミキャンディ、和菓子、アイスクリーム、かき氷シロップ等菓子類
清涼飲料水、洋酒などの飲料
紅生姜、沢庵漬け、福神漬けなど漬物類
かまぼこ、ハム、ソーセージなど練り製品

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海外でタール色素が禁止されている訳・日本で使用が制限されている食品

【海外の状況】

北欧では、子どもの注意欠陥・多動性障害の原因物質となる可能性があるとして、これらの合成着色料の使用を控えるよう英国食品基準庁がメーカーへの自主規制を勧告しました。

カナダ、アメリカではアレルギーやがん誘発因子となりうるとして、日本で使用許可されている赤色2号、102号、106号使用が禁止されています。

ドイツでは赤色3号は甲状腺機能障害を起こす可能性があるとして使用しません。

【日本でタール色素が使用禁止になっている食品】

野菜・醤油・きなこ・お茶・みそ・カステラ・スポンジケーキ・ママーレード・麺類・肉・鮮魚・豆類・海藻類(※加工品は除く)

対応策はどうすればいいか?

日本では許可されているものでも海外では様々な危険性から使用が禁止されていることを考えると、日本の基準がやや甘いと考えても不思議はありません。

では天然色素なら安心なのか?
天然色素も色を抽出する際に化学薬品を用いて抽出しているものもありますので、タール色素は合成着色料だから危険で天然色素は天然素材だからいくら使っても安全と言うことではありません。

可能であれば着色料不使用のものを選ぶほうが無難でしょう。

前項の「よく使われている食品の例」にも挙げたように、菓子類、清涼飲料水、漬物、練り製品などどれも糖分や塩分が多い食品であり、控えるに越したことはありません。

菓子類は、ナッツやヨーグルト、チーズなど素材系で代用したり、漬物も自家製のものにしたりするなど工夫しましょう。

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