遺伝子組換え食品、GMOという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
おそらく存在は知っていても、日本ではあまり使われていない、よく分からないけど健康には影響ないでしょ?と思っていたり、
普通の食品と遺伝子組み換えで作られた食品はたいして変わらない。
そんな風に思っている人もいるかもしれません。
しかしよく調べてみると、遺伝子組換え食品を取り巻く状況は、とても恐ろしいことになっていることが分かります。
遺伝子組換え食品とは?
遺伝子組換え食品とは、植物や動物の遺伝子を組み換えて、特別な性質を持たせた食品のことです。
遺伝子組み換えは英語で「GM」(Genetic Modification)
遺伝子組み換え作物は「GMO」(Genetically Modified Orgasnisms)
とも呼ばれ、GMコーン、GM大豆などとも称されることはあります。
食物に除草剤や害虫に負けない遺伝子を組み込み、栽培を楽にコスト削減できるのが目的として作られています。
一応、食品安全委員会においては、科学的に安全性が実証されたとされているようです。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
私が遺伝子組み換え食品に危険性を感じたのは、フランスのある研究結果を見た時でした。
遺伝子組換え食品の危険性は?
世界的にかなり有名な実験結果らしいのですが、フランスで遺伝子組換えのとうもろこしを2年間マウスに与えたところ、巨大な腫瘍がボコボコできたという衝撃の写真がこちらです。
これから、遺伝子組み換え食品の問題点や危険性について、掘り下げていきますが、まずは「論より証拠」ということで、フランスの実験でこういう結果が出ましたよ!ということをお見せしました。
なぜネズミはこのような巨大な腫瘍ができたのか?
遺伝子組換え食品の何が原因なのか?
私が調べたところ、大きく以下の2点に絞られるかと思います。
遺伝子組換えによる偶発的に起こる未知の危険性と健康被害
そもそも遺伝子組換え技術というもの自体が、不安定で未完成なものだと言われています。
ある生物の遺伝子を切り取り、別の生物に組み込むこと自体は技術的に可能ですが、その組み込まれた遺伝子が今後どのようになっていくのかは分かっていません。
まだ新しい技術ですから、歴史が浅く、どんな影響があるのか未知の世界だということです。
たとえ、遺伝子自体に危険がなくても、偶発的に危険なものが生まれる確率が上がるということは言えるでしょう。
2010年、アメリカ環境医学会(AAEM)によると、遺伝子組み換え作物が、不妊性、免疫の問題、加齢の進行、インスリン調節、胃腸系の臓器の変化の原因になることが動物実験によって発見されたと述べています。
【参考資料】アメリカ環境医学会(AAEM)が遺伝子組み替え食品を警告
つまり遺伝子組み換え作物を食べて、これからどんな健康的リスクがあるのか分からないというのが、本当のところだと思います。
農薬まみれの作物である
遺伝子組換え作物は、農薬や害虫に耐性を持たせて、栽培しやすくできるのがメリットです。
普通は、除草剤をかけると草と一緒に作物も枯れてしまうため、あまり除草剤を使うことはできません。
しかし遺伝子組み換え作物は、除草剤に耐性を持っているため、いくらかけても枯れません。
そのため、除草剤はかけ放題でも作物に影響がでないのです。
アメリカの遺伝子組換え作物を作る農家では、モンサント社のラウンドアップという農薬が多く使われています。
このラウンドアップとは、アメリカがベトナム戦争で使用した枯葉剤の成分も、含まれていると言われているのです。
ベトナム戦争といえば、枯葉剤の影響で「ベトちゃん」「ドクちゃん」という奇形児が生まれたことでも有名ですね。
戦争で使われた兵器が、私達の食べる食物の栽培に使われているという事実があるのです。
さらに、フランス・リヨン、IARC(国際がん研究機関)によると、除草剤「ラウンドアップ」の主成分である「グリホサート」に発がん性の危険があることを2015年に発表しました。
遺伝子組換え食品を口にして、癌や奇形やその他の病気にかかる可能性は、決してゼロではないでしょう。
遺伝子組換え食品に表示義務・法律はある?
スーパーなどに行くと、納豆や豆腐の裏のラベルに「遺伝子組み換えでない」という表示を見たことはありますか?
日本では、遺伝子組み換え食品はきちんと表示しなければないと定められているのです。
表示義務があるのは以下の食品
大豆 :豆腐・豆乳・納豆・味噌・大豆もやし・大豆の煮豆など
とうもろこし :コーンスナック菓子、ポップコーン、コーン缶詰、コーンスターチなど
じゃがいも :ポテトスナック菓子、冷凍じゃがいもなど
アルファルファ:アルファルファスプラウト
パパイヤ :生パパイヤ、ドライパパイヤなど
引用元:http://gmo.luna-organic.org/
でも、あまり「遺伝子組み換え」という表示があるのを見かけることはないと思いませんか?
実は、日本の遺伝子組み換えの表示義務には、法律の抜け道があるのです。
それは、原材料が食品の重量に占める割合が上位3番目までしか、表示義務はないということ。
つまり遺伝子組み換え食品が使われていても、原材料の割合が、4番目、5番目の量だったら表示しなくても良いということです。
さらに、原材料が食品の5%以下なら表示義務がありません。
ちなみに欧米では、0.9%以下しか認められていませんし、EUでは全ての食品、飼料に表示義務があります。
また、30平方cm以下の容器包装の場合は、遺伝子組み換え表示を省略できることになっています。
なので私たちは、知らず知らずのうちに遺伝子組み換え食品を口にしていることになるのです。
宮城大学教授の三石誠司氏によると、2013年の日本のとうもろこし、大豆、菜種、綿実の主要4種類の輸入量は、約1622万トン。
このうちの遺伝子組換え比率は80%以上となっています。
遺伝子組換え作物といったらアメリカです。
2012年の米国農務省調べによると、実に88%が遺伝子組み換え品種になっているのが現状のようです。
アメリカから多くの食料を輸入している日本は、遺伝子組み換え食品の輸入大国なのです。
[ad#ad-1]遺伝子組換え食品の問題点
遺伝子組み換え食品は、健康被害の危険性があり、日本はこれを多く輸入していることがわかりました。
世界の農地面積から見ると、まだまだGM比率が拡大していく余地があると言われています。
もし、このまま遺伝子組み換え作物が普及すると、どんな問題がでてくるのでしょうか?
ここでは大きく、食糧危機、環境汚染の2つについてお伝えします。
食糧危機
トウモロコシ生産大国「メキシコ」の悲劇
メキシコではトウモロコシが主食になっていますが、遺伝子組み換えとうもろこしの影響で、在来品種が絶滅しかけているというのです。
もともとメキシコでは、遺伝子組み換えトウモロコシの栽培を禁止していた国でした。
にも関わらず、オアハカ州とプエブラ州で、組換え遺伝子が発見されたことで衝撃が走っています。
中には奇形のトウモロコシも各地で見つかっているのです。
なぜこんなことが起きたのか?
可能性として言われているのは、遺伝子組み換えトウモロコシの輸送中に溢れたものを、知らずに農家が種として蒔いたという説です。
GMコーンといっても、耐性があるだけで普通のと同じですから花も咲きますし、花粉も飛びます。
花粉が飛べば、自然栽培のトウモロコシの農地にも交雑が起きる可能性はあるでしょう。
そうなれば、遺伝子組み換えはどんどん増えていき、花粉が隣の地域へとさらにエリアを広げていきます。
2001年には、イグナシオ・チャペラ教授が、「遺伝子汚染は、人間の想像をはるかに超えるスピードで広まっている」とネイチャー論文で発表しています。
このまま遺伝子組み換え作物の交雑の連鎖が拡大していけば、健全な在来品種のトウモロコシが絶滅してしまう可能性だってあるでしょう。
環境汚染
・除草剤耐性の遺伝子組換え作物
遺伝子組換え作物の除草剤といえばモンサント社です。
モンサント社は、除草剤をかけても決して枯れない耐性のある遺伝子組換え作物を開発した企業です。
農業で一番大変なことは、雑草や害虫による被害ですよね。
これを解決するために、除草剤をかけても雑草は枯れても作物は枯れないように遺伝子組換えをしたわけです。
この除草剤が「ラウンドアップ」というもので、これを作物に大量にかけておくだけで、面倒な駆除が必要なくなりコストダウンにつながります。
しかし、やがてこれが通用しなくなる事件が起きたのです。
それは2001年アメリカ、ラウンドアップに耐性を持つ雑草が生え始めたことでした。
つまり、除草剤をかけても雑草が枯れなくなってしまったのです。
するとどうしたか?
今度は別の除草剤にも耐える遺伝子組換え作物を開発し、複数の除草剤をかけることで対応を始めたのです。
いやいや、そんなことしたら今度はそれにも耐性を持つ雑草が、やがて生えてくるのでは?
と誰もが思うのではないでしょうか。
そんなことをしているうちに、除草剤は畑の土に染み込んでいき、土壌が汚染されていきます。
そこで育つ野生動物にも影響をもたらし、汚染された土地に雨が降れば、水と一緒に川へ流れ出すこともあるでしょう。
そうすれば、私達の飲む水道水に混入したりして、影響が拡大していくことが予想されます。
驚くべきことに2012年のデータでは、アメリカの農家の約50%が、既にラウンドアップ耐性を持つ雑草が確認されています。
このあたりで歯止めをかけなければ、アメリカや日本、そして世界の環境に未知の影響を与える可能性があるでしょう。
・Bt毒素を持つ遺伝子組換え作物
雑草の他に栽培による悩みのタネは害虫です。
害虫を駆除する場合は、通常は殺虫剤をまいて害虫を殺します。
しかし、この手間を省くのが、「Bt毒素」という殺虫毒素です。
この毒素を作り出す細菌遺伝子を、作物に組み込んでおき、害虫が食べると毒が回り死んでしまうのです。
そうすれば、殺虫剤をかける手間が省けてコストダウンに繋がることになります。
ただ、もう想像がついたかもしれませんが、こちらもラウンドアップと同様に、Bt毒素に耐性を持つ虫が現れ始めたのです。
もしこれに対応するため、別の毒素の細菌遺伝子を作物に組み込むということを繰り返していたら、どれだけの毒素が作物に組み込まれるのか分かりません。
そもそも、虫が食べたら死んでしまうような作物を食べたいと思いますか?
これって、先程見た巨大な腫瘍ができたマウスと同じ現象ではないでしょうか。
現在、日本では遺伝子組換え作物の商業栽培は禁止されていますが、、輸入は大量にしているのです。
まだ日本の土地は大丈夫かもしれませんが、先程のメキシコのようなことが起きるかもしれません。
そうなれば、放射能汚染のように一度外に漏れたら手がつけられないのと同様に、遺伝子操作をしたものはもとに戻すことは困難ですので、誰にも遺伝子汚染を止めることができなくなります。
様々な交雑を繰り返すことで、在来種は駆逐し将来は遺伝子組み換えによってどんな植物、生物が生まれるかも分かりません。
日本の土地を守るためにも、遺伝子組み換え作物の輸入は禁止の方向へ動くことを願うばかりです。
・表示義務が緩い
遺伝子組換え食品の問題点として、現状で一番気がかりなのは、やはり表示義務が緩いことです。
遺伝子組換え作物については、賛成反対派がそれぞれいます、
私としては、賛成の人はともかく、反対の人は遺伝子組換え食品を避けるという選択ができるべきだと思っています。
しかし、現状は表示義務が甘いがために、避けることは難しく多くの人が知らずに食べているということは、やはり健全ではありません。
であれば、遺伝子組み換え食品はどんなものに使われているのかを知っていくしか無いのです。
[ad#ad-1]代表的な遺伝子組換え食品の例
表示がされていない食品の中にも、遺伝子組み換え食品はたくさんあります。
いったいどんな食品があるのでしょうか?
まず、日本が輸入を許可しているのは以下の8種類です。
・とうもろこし
・大豆
・菜種
・綿実
・じゃがいも
・てんさい
・アルファルファ
・パパイヤ
特に多い主要な作物と生産量は次の通り
・大豆 :7,540万ヘクタール(47%)
・とうもろこし:5,100万ヘクタール(32%)
・綿実 :2,470万ヘクタール(15%)
・菜種 :820万ヘクタール(5%)
世界の遺伝子組換え作物の産地ランキング
1位.アメリカ :6,900万ヘクタール(43%)
2位.ブラジル :3,030万ヘクタール(19%)
3位.アルゼンチン:2,370万ヘクタール(15%)
4位.インド :1,060万ヘクタール(7%)
5位.カナダ :1,040万ヘクタール(7%)
※(%)は2012年時点の世界の遺伝子組み換え作物作付け面積に対する割合
では、これらの作物や産地だけを避ければ良いのか?というとそういうわけではありません。
先程もちらっと触れましたが、遺伝子組み換え作物というのは、家畜の飼料や調味料などの原料になったりして紛れ込んでいるのです。
つまり、私達が普段利用するスーパーやコンビニで販売されている既製品や加工食品には、たくさんの遺伝子組み換え原料が使われていることが分かっています。
ここではグリーンピースの調査により判明した、遺伝子組み換え原料が使われている食品を紹介しておきます。
多分誰しもが一度は食べたことのあるものばかりだと思います。
初めてこれを見た時、結構ショックだったんですが今では全く食べなくなりましたね。
グリーンピースの調査で判明した食品が、全てではないので、使われている可能性のある加工食品や添加物はたくさん存在します。
私も調べ始めているのですが、果たして全て把握している人がいるのかどうか・・・
ここでは遺伝子組換え原料のうち、「ぶどう糖果糖液糖」という添加物を例にあげておきたいと思います。
別名「果糖ぶどう糖液糖」「異性化糖」とも呼ばれますが、果糖とぶどう糖の割合が違うだけで基本的にこれらは同じものです。
食品の甘みを増すために使われる添加物ですが、原料が遺伝子組換えのとうもろこしが使用されているんですね。
「ぶどう糖果糖液糖」は、清涼飲料水や調味料、お菓子などにたくさん入っているので、おそらく皆さん口にしているでしょう。
なので、食品に遺伝子組換え作物の主要なとうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類が原料として使われている食品は、その疑いが強いのです。
関連記事⇒ブドウ糖果糖液糖が体に与える危険性と害についてはこちら
これらの作物はほぼアメリカからの輸入に頼っているのですが、日本の大豆の輸入は94%。うち約7割はアメリカからです。
そしてアメリカで栽培される94%は、遺伝子組み換え大豆なのです。
量は少しづつだとしても、いろんなものから少しつづ、長い年月を経過してどのような影響が人体にあるのか?
歴史の浅い遺伝子組換え技術は、まだその影響は未知なのです。
ちなみに、遺伝子組み換え作物については、次のようなドキュメンタリー映画もDVDになっています。
【amazon】モンサントの食品
モンサントの不自然な食べもの [DVD]
一度映像で見ると分かりやすいかもしれませんし、家族や回りの理解を得るためには重宝するかもしれません。
[ad#ad-1]遺伝子組換え食品ができた理由は農薬と種をセット販売するためだった?
では、未だに未完成な技術が、ここまで私達の生活の中に入り込んでいる理由はなんなのでしょうか?
人類の食物危機を救うための食料としてストックするため?
そもそも遺伝子組み換え食品はなぜできたのでしょうか?
そんな疑問が出始めた頃かもしれません。
それを知るためには、まずモンサント社について知る必要があります。
モンサント社は、ロックフェラー財団からの援助を受けて成長した企業です。
ベトナム戦争で使用された枯葉剤の技術を、農業に応用し「ラウンドアップ」という除草剤を開発しました。
そして、遺伝子組み換え作物は、除草剤をかけても枯れないように遺伝子を組換えたわけです。
そうすることによって、邪魔な雑草は全て枯れ、作物だけは生き残るので、コストダウンになるというのがメリットとなります。
モンサント社は、これを謳い文句に、ラウンドアップと遺伝子組み換え作物をセット販売する戦略をとり、組み換え遺伝子には知的財産権として特許を取得しました。
ですが、多くの農家は決して遺伝子組換え作物を育てたいとは思わなかったようです。
カナダの農家パーシー・シュマイザーという方の場合、自分の菜種畑に、遺伝子組換え作物の種が、風に乗って飛んできて成長してしまったことがありました。
通常、自分の畑に別の種が飛んできて成長してしまったら、その作物を除去するか、その種の主に注意をするでしょう。
しかし、モンサント社は、遺伝子組換え作物の特許を主張し、特許権の侵害で逆に農家を訴えたのです。
農家は当然賠償金を払えませんので、破産するか遺伝子組換え作物を育てるしか道は残らなかったのです。
この話はもちろん実話で、実際に「パーシー・シュマイザーモンサントとたたかう」というドイツの映画にもなっています。
こうして、次々と特許権侵害で農家を訴えることで、爆発的にシェアを伸ばしていったのが、遺伝子組換え作物が普及した理由なのです。
つまり、遺伝子組換え作物というのは、ラウンドアップと遺伝子組み換え作物をセット販売して、利益を上げるのが目的だったのかもしれません。
「Natural Society」という民間療法や有機栽培を推奨し、遺伝子組換え作物を拒否している団体があります。
この団体は、遺伝子組換え作物が人体に与える健康リスクや環境汚染への影響があるとし、2011年最悪の企業にモンサント社を認定しています。
遺伝子組み換え食品に関する日本のこれから
メディアではほとんど報道されていないため、遺伝子組み換え食品の日本の現状を知らなかった人も多いと思います。
日本がこれからどうなっていくのか?
表示義務が厳しくされるのか?
遺伝子組み換え食品の輸入を制限するのか?
まず、遺伝子組み換え食品大国のアメリカの現状はどうなっているのかというと、国民の間では反モンサント、反GMOの流れが年々強くなっています。
町では反GMOのデモが開催され、お店によっては「NON-GMO」(遺伝子組み換え食品を使っていない)という表記が食品のラベルに書かれるようになっています。
「GMO FREE」とも言ったりしますが、アメリカでは遺伝子組み換え食品が様々な病気の原因として、こういったNON-GMO食品がブームなんだそうです。
さらにこの流れはアメリカだけではありません。
2015年5月、世界48カ国、400都市以上で「反モンサント」の世界的大規模なデモが行われました。
主な参加国はアメリカを除いて
ベルリン
パリ
ロンドン
カナダ
スイス
オランダ
ボリビア
メキシコ
バングラデシュ・インド
オワフ・プエルトリコ
南アフリカ
など・・・
世界的デモの様子はこちらのサイトでまとめられています。
http://shinhakken-blog.seesaa.net/article/421558369.html
NON-GMO
STOP MONSANTO
STOP GMO
といったプラカードを掲げる人たちで溢れかえっていますね。
世界的に騒がれているのに、遺伝子組み換え食品を最も輸入していると言われる日本だけは残念ながら不参加のようです。
こういったデモは国民の意識の現れなので、日本でもまずは遺伝子組み換え食品について知っていくことで、変わっていくと考えています。
日本の食品に関する意識は、アメリカより10年遅れていると言われています。
つまり今アメリカで起きているNON-GMOの流れが日本にも起きるのは、早くても10年後になるかもしれません。
そのためには、一人一人の意識の変革や行動が大切になってくると思います。
2016年、ついに日本でも反モンサントデモが開催された模様!
デモの様子はこちら
⇒反モンサント大行進 2016年5月21日 銀座
⇒反モンサント大行進 2016年10月16日 日比谷
日本では、2015年秋から「遺伝子組み換え食品の厳密な表示を求める100万人署名」というものが行われています。
⇒署名に参加するにはこちら
遺伝子組み換え食品と表記すると、やはりものが売れなくなります。
未知の健康被害よりも、利益や国の発展を優先した末路が今世界的に起こっていることなのでしょう。
【参考資料(外部リンク)】
⇒サルでもわかる遺伝子組み換え 安田美絵@Luna Organic Institute
コメント
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大変 参考になり 有難う!!