「フッ素」というと、歯磨き粉などに含有され、虫歯予防の効果があることで知られています。
歯磨き粉以外にもテフロン加工のフライパンなど、私達の身近な生活用品に使われているものですが、その危険性についてしっかりと認識できているでしょうか?
実は、フッ素は人体への健康リスクを指摘するデータや論文が多数あることが分かっています。
今回は、そんなフッ素について取り上げてみます。
フッ素が虫歯にいいとされる理由
フッ素といえば、虫歯予防に効果的とされ、フッ素配合の歯磨き粉が市販されていますよね。
フッ素が虫歯予防に効果的という見方は、アメリカから始まったようです。
1901年に、アメリカ・コロラド州の町の住民の歯を歯科医師が調べたところ、虫歯が少ないことがわかりました。
その原因を調査すると、住民の住む町の水源にフッ素が多く含まれていたことが判明したんだとか。
今では、フッ素配合の歯磨き粉を探して購入するぐらい一般的になっていますが、危険性を訴える声もあります。
では、危険と言われている理由や人体への影響はどんなものがあるのでしょうか?
なぜフッ素は危険と言われるのか?
フッ素は虫歯予防の効果や、日用品にも使われている一般的な物質である一方、存在する化学物質の中は、大気汚染物質として最も危険な物質とも言われているんですね。
昔は、ネズミなどの虫を殺すために使われていたほど、フッ素は毒性の強いものなのです。
強い酸化作用がありますが、微量な摂取量であれば問題なく、大量摂取は人体にとって非常に危険となりうる物質とされています。
といっても、大量に摂取するのは何でも危険なわけなので、そこまで気にする必要はないと思う人もいるでしょう。
しかし、フォーサイス神経毒学研究所のフィリス・マレニクス博士の実験では、安全性の基準値以内のフッ素を投与しただけでも様々な障害を引き起こすデータが確認されているそうです。
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ちなみに、このフッ素いう物質はもともと何の目的で使用されていたかご存知でしょうか?
フッ素やフッ化化合物は、牛の家畜をしていた人が暴れる牛たちをおとなしくさせるために、使用していたという話があります。
それだけ猛毒の神経毒が強いのが、フッ素ということです。
さらにナチスの強制収容所では、世界で初めて水道水にフッ素を添加したことで知られています。
その目的は、牛と同じく囚人達が脱走しないように、おとなしくさせることだったいうことです。
歯磨き粉やテフロン加工のフライパンで癌になるのは本当?
フッ素は、酸化作用や生物をおとなしくさせる脳神経障害を引き起こす例があることがわかりました。
では癌との関連性はどうなのでしょうか?
[ad#ad-1]アメリカの“Midnight”の1967年3月号
アメリカでガンで死亡した人156人を解剖して調べた結果、骨髄中に多量のフッ素が蓄積していることが解かった。
そして重要なことはガン組織に蓄積することである。
また156人中121人はフッ素化していない地方の人であったことからフッ素入りの歯磨きから来たものと見てよい
内海聡医師のフェイスブックより
このように、フッ素配合の歯磨き粉が原因で癌になったというデータは確かにあります。
さらに、テフロン加工のフライパンも発がん性が疑われていますが、その原因は2005年に起きた訴訟のようです。
訴訟の内容は、テフロンの商標を持っている「デュポン社」が、テフロン製造過程で用いられるパーフルオロオクタン酸(PFOA)に、人体への健康被害がある事実の報告義務違反をしたというものです。
動物実験では、すでに癌や先天性障害に関連があることが認められています。
米環境保護局(EPA)は、この件でデュポン社に1,650万ドル(約18億円)の罰金命令を下しています。
報告義務を怠った証拠書類については、以下の2点
・PFOAが母親の胎盤から胎児に伝わる
・PFOAを吸引したラットの死亡
デュポン社は、ウェスト・バージニア州、オハイオ州、ウェスト・バージニア州の飲料水をPFOAで汚染したことでも集団訴訟を起こされています。
参考資料:化学物質問題市民研究会
このテフロンの健康被害に関しては、あくまで製造過程で使われるPFOAに問題があるということです。
なので、テフロン加工されているフライパンにPFOAが含まれているのかどうかが問題になるのですが、一応現在のフライパンにPFOAは残っていないとされています。
もし残っていたとしても極わずかであり、他に気にすることがいくらでもあるのではないかと私自身は思います。
あとフライパンといってもアルミや鉄、ステンレスなど、様々な素材がありますよね。
この中でテフロン加工されているのはアルミが多いと思うので、気になる場合はアルミ以外の材質のフライパンを使用すればあまり問題ないように思います。
多分アルミなんて使ってないよ~という人が多いかもしれませんが。
フッ素が添加されているもの
フッ素に関する危険性を示すデータがたくさんありますが、現状ではWHO(世界保健機構)や歯科医師学会では、フッ素は虫歯予防に効果的、少量であれば人体への健康被害はないと発表していますので、こういった情報を知る機会がありません。
癌などの様々な病気が増えている現在では、自分自身で判断し危険なものは避けていくしかないでしょう。
フッ素を避けたいという場合、どのようなものに含まれているのかを以下に挙げます。
・歯磨き粉(フッ素化合物を含むもの)
・水道水(アメリカなど水道水にフッ素が添加されている国や地域)
・乳幼児の食品(ベビーフードの一部)
・ジュース(農薬などから果実に吸収されているもの)
・炭酸飲料水、お茶、ワイン、ビール
・ファーストフードのフライドチキン(機械で骨をとっているもの)
・缶詰の魚
・魚貝類
・フッ素添加された塩
・たばこ
・麻酔(メチオキシフルレンなどフッ素化合物を含むガス)
・農薬(クリオライト・フッ素化合物をふくむもの)
・フッ素加工(テフロン)のフライパン
・フッ素入りのコーティングスプレー
添加物を気にしている人であれば、ほとんど摂取していないと思われます。
歯磨き粉については、フッ素が入っていない無添加のものは普通に売ってますし、重曹や岩塩で磨いているという人も聞くのでいくらでも対応できます。
歯磨き粉を選ぶ基準としては、ラベルをみて以下のような化学物質が入っていないものがいいでしょう。
ラウリル硫酸ナトリウム
フッ化ナトリウム
研磨剤
界面活性剤
殺菌剤
発泡剤
シリコン
酸化防止剤
保存料
合成着色料
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