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アドバンテームが体に与える影響はアスパルテームより危険?

甘味料には様々な種類がありますが、一番新しい甘味料と言えば味の素が開発した「アドバンテーム」でしょう。
アスパルテームという甘味料は聞き馴染みがあると思いますが、それとよく似た特性を持ちます。

欧州委員会と米国食品医薬品局(FDA)の食品添加物認可を取得した後、2014年6月に食品添加物として正式に日本でも認可されたばかりの甘味料です。

砂糖の2万~4万倍の甘さを持つと言われるアドバンテーム、これから様々な食品に使われていくことでしょう。
そんな次世代の甘味料とも言えるアドバンテームについてまとめてみました。

アドバンテームが食品に使われる目的とは?

アドバンテームは、砂糖の2万~4万倍の甘さを持つということから少量で砂糖と同等の甘さにできる・・・つまり低カロリーで抑えることができるので、肥満や糖尿病の方向きの甘味料として用いられます。
また、苦味や渋味のマスキングにも利用できます。

アドバンテームは、低カロリーで甘味を感じることができる為、糖尿病や肥満などで体重コントロール、血糖値のコントロールをしたい場合に勧められる甘味料ということになります。

また、甘味料はそれぞれ特徴があり、熱に弱いものもありますがアドバンテームは高温でも品質に変化がおきないのが利点です。
甘味度が強いことから使用する量が微量で済むことで安く製造できることから、製造メーカーにとってはありがたい甘味料ということになります。

アドバンテームのリスクや発がん性物質

アドバンテームを、安全性を確認する動物実験で動物に大量に摂取させたところ、消化器系に障害が起きたという結果も出ています。
このようなことを踏まえ、JECFAでは一日摂取許容量を0~5 mg/kg(体重)/日と設定しています。

発がん性の可能性があるとの情報もありますが、エビデンスのある研究が出ていないことから問題なしとされています。
また吸収は早いけれど、吸収率は低く便で排泄されることから発がん性に関して問題ないとされています。

まだ認可されて間もない甘味料であり、研究や実験結果などはこれから・・・といったところでしょうか。

人工甘味料がよく使われる食品の例は?

卓上甘味料
焼き菓子
ジャム
スイーツ
ソフトドリンク
チューインガム
シロップ
などが挙げられます。

商品発売されたら何に気をつけたらいいか?

実際商品としての発売はまだですので、今後厚生労働省からの発表に注意しながら情報収集していきましょう。

砂糖は肥満や糖尿病を発症したりコントロールが悪くなる可能性もあります。
だからといって、アドバンテームのようにカロリー0の人工甘味料なら安心と考えるのは非常に危険です。

アドバンテームと同じ味の素が開発した人工甘味料に「アスパルテーム」があります。
アスパルテームは砂糖の200倍の甘さですが、アドバンテームは、2万~4万倍とはるかに甘さが増しています。

この事実を科学の発達というべきか、より危険と捉えるべきか・・・

実はアスパルテームには、脳腫瘍、うつ、失明、胎児の発達障害、奇形、流産などの副作用が指摘されています。
研究費用を負担されていない独立研究機関の80%が「アスパルテームは脳腫瘍などの健康被害をもたらす危険性のある物質である」と報告しているのです。

ではなぜ認可されているかというと、アスパルテームを利用する製造企業が研究費用を負担して研究依頼された機関での報告では、100%「アスパルテームは安全である」とされているからです。

米国食品医薬品局(FDA)とアスパルテーム製造企業との癒着問題も浮上しており、FDAが危険性を把握していながら承認したという黒歴史もあります。

詳しくは以下の記事を参照してください。
関連記事⇒脳に穴を開ける恐怖のアスパルテームの詳細はこちら

もし、甘味料を利用したい場合は、エリスリトールやステビアといった天然由来の甘味料のほうが危険性は低いといえます。

未だ実際が闇の中・・・といった人工甘味料やそれに類似しているものに関しては、研究報告を過信することなくアンテナを張って様々情報を平等に収集するようにしましょう。

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