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自律神経失調症による吐き気の治し方のツボとめまい克服

原因不明の吐き気やめまいといった症状は、自律神経のバランスが崩れることで、起きることがあります。

根本的に治すのは難しいものなので、多くの人は自分なりの対処法を持っていて、上手く付き合っています。

吐き気の場合は、ツボを押すことで一時的に症状を改善することができるので私も実践しています。

ツボ押しのコツは、効いてるな!っていう部分を早く見つけることです。ツボを押して痛い場合は、悪い部分があるからなので、そのポイントを自分で分かっていると精神的にも安心します。

目次

自律神経失調症による吐き気の治し方のツボ

では、吐き気に効く経穴を紹介します。
※ツボのことを経穴(けいけつ)といいます。

吐き気のツボ 関衝

経穴名:関衝(かんしょう)
場所:薬指の爪のきわ(小指側)
kansyou
出典:http://www.dysautonomiatherapy.com/kansyou.html

頭痛
めまい
自律神経失調症
起立性調節障害
などに効果があると言われていてめまいにも関衝が有効です。

あまり強い刺激を与えると、痛みが残ることがありますので注意しましょう。

吐き気のツボ 不容

経穴名:不容(ふよう)
場所:へそからみぞおちまでを6/8寸上がったところから外側に2寸
huyou
出典:http://gogo89.com/shinnkyu-news

へそからみぞおちまでは8寸となっていますので、そのうちの下から6寸の高さが不容です。
言葉で表そうとするとわかりづらいですが、画像を見て自分で実際に刺激してみてください。

実際に効果を実感できた場所を必ず覚えておいて、症状を感じたら刺激できるようにしておきましょう。

吐き気のツボ 内関

経穴名:内関(ないかん)
場所:手首から指3本分、腕の2本のスジの間

naikan
出典:http://www.ph.sojo-u.ac.jp

乗り物酔いや心痛、動悸、片頭痛にも効果があります。

吐き気やめまいなどに効果がある関衝のように、ツボというのは一つの場所でも複数の症状に効果があります。
逆に、人によって効果があったり効果がなかったり、ツボと症状は複雑にからみ合っています。

大切なのは、いろいろな症状やツボの場所を試してみて、効果を感じたパターンを見つけることです。

自分なりに効くパターンを(それこそ自分のツボ)見つけられれば、体調が悪いと思った時も、慌てることなく対処することができるようになります。

自律神経失調症 めまい 克服

自律神経失調症のめまいについても、さきほどの関衝が効果があることがわかっています。

注意しなければいけないのは、めまいの原因が何なのかをはっきりさせることです。耳に原因がある場合もあれば、他に原因がある場合もあります。

例えば、立っていられないほどの激しいめまいが続くような時は「前庭神経炎」

さらに寝起きなど、頭を動かすとめまいが悪化する場合は「良性発作性頭位めまい症」

そして顔に麻痺がある場合は、「ハント症候群」

耳鳴りや難聴がある場合は「慢性中耳炎」

鼓膜に異常がないのに、激しいめまいを繰り返す場合は「メニエール病」

これらの病気は、耳鼻科に行って治療することができますが、異常が見当たらない場合は他に原因があります。その他のめまいの原因は、大きく小脳の機能低下か、自律神経失調症である可能性が高いです。

人間の平衡感覚は、視覚、足の裏、耳の3つでバランスをとっています。これら3つから得られる情報を小脳が集約し、大脳が管理しているといった仕組みになるわけです。

そのため、車に乗っていて、乗り物酔いになってしまうのは、視覚がすごいスピードで動いているにもかかわらず、足の裏は何も変化がなく、バランスが崩れてしまうのが原因なのです。

つまり小脳の機能が弱い人は乗り物酔いしやすいということです。

乗り物酔い以外にも、小脳の機能低下が原因で激しいめまいが起こることはあります。

このような小脳の機能低下が原因であるめまいは、リハビリを行うことで改善する例がたくさんあります。

リハビリについては新井基洋という医師が、めまいを専門に治療をされており、本も出版されています。


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激しいめまいが続くという場合は、自律神経失調症ではなく小脳の機能低下である可能性もあるわけです。

ここでリハビリの内容までは書けないので、原因不明のめまいに悩んでいる場合は一度読んで見るといいと思います。

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